
疲れているとき、あなたは何をしますか?人によって癒し方はそれぞれだと思います。 ここでは、癒しの一つとして、オススメの観葉植物をご紹介をします。見ているだけで涼しげで落ち着きませんか?
■ポトス
ポトスは、別名『オウゴン(黄金)カズラ』とも呼ばれています。
非常にポピュラーな品種で大変親しまれており、繁殖させるのも容易です。
ポトスの種類は様々で、ポトスライムやポトスマーブルクィーンなど葉の色が違うタイプなどもあります。
ポトスはつる性なため、色々な仕立て方があります。『吊り下げ』タイプが主で、吊り鉢式に仕立てられて出回っておりますが、もちろん『吊り上げ』式もあります。
大鉢タイプは、基本的に『吊り上げ』式が多く、ヘゴや支柱などで登はん性を生かし仕立てられるのが一般的です。もともと登はん性があり、登上させると葉っぱが大きくなり、垂らすと葉っぱが小さくなります。
明るい場所に出してあげると、葉の色が鮮やかになります。
増やしたい場合には、「挿し木(茎挿し)」や「水挿し」などの方法があります。「挿し木(茎挿し)」でも挿し木の可能時期であれば比較的増やしやすいのも人気の一つかもしれません。適期は、5月〜7月頃です。
「水挿し」でも簡単で、小さなビンなどに水を入れ、茎部分からカットした葉っぱを挿しておくと根っこが出てきます。
★ポイント★
・熱帯の植物なので寒さにはやや弱く、冬場などは室温が5℃以上あるお部屋などで育てるようにしましょう。
・根詰まりになっていたりすると葉先が茶色くなってきてしまったりします。根詰まりの場合は、傷んだ根っこを整理して植え替えをしてます。時期的には5月〜6月、遅くても秋頃までには行いましょう。
・冬場、寒いお部屋の中や夜間冷え込む窓際・屋外などに置いていると、葉っぱ全体が黄色くなり、くたっとしてきたりします。これは凍傷によるものですので気づいたらすぐ暖かい場所に移してあげましょう。
・水のやりすぎ・水切れなどの症状を起こしても、葉っぱが黄色くなります。水のやりすぎの場合、一旦、鉢土の表面が乾燥するまで、水やりを控えます。水切れの場合は、逆に鉢底から水が出てくるくらいまで、たっぷり水をあげてください。
夏場など屋外に日光浴をさせるために出した際に、葉っぱが黄色くなったり茶色くなったりすることがありますが、これは「葉焼け」によるものです。基本的に症状がよくならないようでしたら、挿し木(茎挿し)と親株の切り戻しなどで再生してあげましょう。
・植え替え時期は、暖かくなった時期です。おおよそ5〜6月頃が適期です。大きくなってきたら、ひとまわり大きめの鉢に植え替えをしてあげてください。
■サンスベリア
サンスベリア(サンセベリアともいいます)は『マイナスイオンを発生』し、『空気を清浄化』し、『消臭効果』も有るといわれる多肉植物系の観葉植物です。テレビでその効用が紹介され、今でも人気は衰えません。
サンスベリアは日光の好きな観葉植物の一種で、室内の明るい窓辺などの場所を好みます。ただし、真夏の強い日差しや西日はサンスベリアの葉を日焼けさせてしまうことがあるので、十分気をつけてください。十分な日光浴はサンスベリアを健康に育てます。
冬場は水を控えめにし、乾燥ぎみにして育てます。寒さにはやや弱いので、なるべく温かい室内(10℃以上)で育てましょう。このサンスベリアは、別名『トラノオ(虎の尾)』とも呼ばれ親しまれています。一般的にトラノオとして親しまれているのは、サンスベリアローレンチーという品種で、虎のような模様が入っているのが特徴です。
また、このローレンチーは、葉の部分が細長いというのも特徴の一つです。
サンセベリアは熱帯アフリカやアジアの乾燥地に自生している植物で、多肉質であるため乾燥に強い植物なのでさほど手がかからないのも人気の一つではないでしょうか。
また、日本では古くからなじみ深い観葉植物のひとつで、最近では『マイナスイオン』の放出量が多い植物だということで大変、人気になりました。
比較的お手入れも簡単なので、寒さなどに注意すると管理も容易です。
サンスベリアは品種によって葉っぱの色合いや模様の入り方がいろいろ違うため、インテリアとしても葉の色合い等で置き場所などを変えてあげると、いろんな種類を楽しめると思います。
★ポイント★
・水をいつも与えていて過質にしてしまうと、株を傷めてしまう原因にもなってしまいます。水やりは鉢土の表面が乾燥してから与えてあげるようにしましょう。
逆に水が足りず、葉っぱがしわしわになってしまう場合もあります。そのような場合には、鉢底から水が出てくるくらいまで水をあげ、十分な水を与えてあげることにより、数日後水分が植物全体に行き渡り、きちんとした状態に戻ります。
・増やしたい場合は、「挿し木(輪切り挿し)(葉挿し)」や「株分け」で増やします。「挿し木(輪切り挿し)(葉挿し)」の可能時期であれば比較的増やしやすいでしょう。適期は5月〜7月頃です。
・植え替え時期は暖かくなった時期です。おおよそ5〜8月頃が適期です。大きくなってきたら、ひとまわり大きめの鉢に植え替えをしてあげましょう。
排水の良い土壌を好みます。赤玉土4・腐葉土1・川砂2くらいの配合で混ぜ合わせましょう。
■アロエ
アロエは薬用としても、もてはやされている植物のひとつ。食べたり飲んだり、アロエの表皮を剥ぎ、葉肉から出る液を直接肌に塗り付けたり、焼酎付けにした物を傷口にスプレーしたりすると傷に効くといわれています。 明るい場所を好む植物で、窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好む)0℃以上の場所で管理するのがよいでしょう。
●キダチアロエ
一般的に、「医者いらず」といわれているアロエはこのタイプです。
やけどやけがなどの時に使用すると効果が高いといわれ昔から親しまれています。
●アロエ(不夜城)
不夜城は、葉っぱ部分がコンパクトになって、他のアロエの品種に比べると短めです。
よって樹形的には、コンパクトでかわいい樹形で楽しめます。
胃の調子が悪い時や、便秘・やけどなどにも最適で、もちろんジューサーなどにかけて「はちみつ」と一緒に混ぜて飲んだり、葉っぱのとげをとって乾燥させたものを刻んで、お茶と一緒に飲んだり、花を天ぷらにしたり、アロエ風呂にしたり、美容と健康にはもってこいの植物です。
●アロエベラ
アロエの中でも最も人気がある品種です。
葉っぱは細長く、葉の部分は、のこぎりのようになっています。葉っぱは生長しても立ちあがらず、ほふくしていくのが特徴です。
葉っぱには苦味がないので、食用として良く使われヨーグルトなどに混ぜたり、サラダにしたりできます。アロエヨーグルトなどに入っているアロエはこちらのタイプです。
一般的なアロエは、学名:アロエ・アルボレセンスと言われているタイプなのですが、こちらのアロエは、「アロエベラ」と言い、薬用アロエの一種で、オレンジ色とピンクが混ざったような色のお花を咲かせます。 冬場はほとんど水を控えめにし、鉢土の表面がカラカラになるくらいまでほとんど水やりの必要がありません。できるだけ鉢土は常時湿らせないようにし、乾燥ぎみにして育てます。低温には弱いので暖かい場所で管理しましょう。
